家庭内事故
家庭内事故は乳幼児や高齢者に多く発生しています。
これからはユニバーサルデザインや温度差の少ない住まいが求められます。
家庭内事故の原因
人口動態統計にみる家庭における不慮の事故死、
少し古い資料ですが、厚生労働省によれば1997年における家庭における不慮の事故死は10,314人で、交通事故死が13,981人であるとのこと。家庭内事故死の数は交通事故死よりわずかに少ないだけなのです。しかも年齢別にみると、0〜4歳(414人)、65歳以上(7,483人)では交通事故死(それぞれ170人、4,878人)より多いのです。家庭内の不慮の事故死では「誤えんによる窒息」が32%、「溺死・溺水」が28%を占めて多いが、階段等からの「転落・転倒」によるものも多い(20%)
危害情報システムにみる家庭内事故の実態と特徴
国民生活センター危害情報システムに報告されている事故情報のなかで、家庭内事故発生場所が明かなもののなかでは「居間」が36%と最も多く、次いで「台所」が23%、以下、「階段」13%、「浴槽・風呂場」8%と続き、これらで全体の80%を占めています。事故と程度は「軽傷」が圧倒的に多いが、事故の程度別でみると「重症」では階段、浴槽、脚立。「重篤症」や「死亡」となると浴槽や階段が上位を占めています。
危害情報システムにみる住宅関連事故、
階段に関連する事故
階段の事故は家庭内事故の11%を占め最も多く、「転落」(71%)や「転倒」(23%)とほとんどが転落・転倒によって事故に至っている。
浴室(風呂場・浴槽、シャワー)の事故
「転倒」や「ぶつかる」が多いが、浴槽に落ちる「転落」の例もある。また、家庭内の「溺水」の84%が浴室で起きており、このうち32%は死亡事故である。浴室は最も危険の高い場所なのです。

