なぜ、外断熱二重通気にこだわるのか
お客様からの問合せ内容にも多いので、この場でご説明させてください。
弊社でも、多分に漏れず内断熱でしていました。しかし、その問題点や
解決の糸口を知った時。。。今までのお客様に申し訳なく、涙が出ました。
不勉強だった自分がものすごく悔しくて、惨めでした。
SCで建築されたお客様からは、「知らないで建築する人は、可愛そうだ!」
とも言われました。ここで現在の日本住宅の問題点を直視してみましょう。
1.内断熱(うちだんねつ)
日本でオイルショック以降多く施工された内断熱工法(下図‐1)、
その後多くの問題点が解ってきました。
イ) 多雨多湿の日本の気候に合わない。
ロ) 建物内部での結露(カビ・ダニ等の発生)
ハ) 建物耐久性の低下(建築後の耐震性の低下)
ニ) 気密・断熱施工の難しさ etc.

近年では外張り断熱と称して、
外壁部分だけを外断熱とする
建物がある。
しかし、図の通り浴室部分等は、
断熱されずに外気に影響するのです。
1階床下や2階天井裏での
断熱方法では、内断熱工事と
なんら変わりが
無い事が理解出来ます。
2.単純な外断熱(そとだんねつ)
一方、屋根・壁・基礎の建物外側で断熱する外断熱(下図−2)では、
断熱材でスッポリと建物を蔽う為(断熱材を連続して施工できる)
イ) 断熱性能が異なる部分が少ないので、結露の発生が少ない。<建物の耐久性>
ロ) 屋内の温度差が少ない<温熱環境の改善>
ハ) 小屋裏・床下においても室内と同様<衛生環境の改善>
ニ) 外側からの施工は、気密・断熱の施工・点検が容易<省エネ性の向上>
ホ) 断熱性能が高いため、熱が逃げにくい。 etc.
と、これだけでも断熱工事が
意味することは多いのですが、
これは、冬の寒い時期だけに
メリットがあります。
なぜなら、熱を逃がしにくい
“単純な外断熱”では、
夏にオーバーヒート
し易く、
大型のクーラーでもなかなか
冷えにくくなるからです。
まして24時間空調を必要な
住宅が、省エネ住宅である
はずがありません。
多雨多湿の日本の気候においては、夏の時期に工夫が必要です。
昔の民家や白川郷の合唱造りの様に、通気性や遮熱等の工夫です。
まるで木陰で休んでいるように爽やかな建物は、
かつての日本では当たり前でした。(採涼・採暖で過ごす事が出来る)
暑い熱や湿気を排出する通気性能が日本の住宅には必要なのです。
つまり、『外断熱をして、二重に通気する』事が、
これからの日本の住宅では、ますます必要になってくるでしょうし、
村武建設で造る住まいは、すべて“SCの家”です。
